暗闇に小さな太陽
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暗闇に小さな太陽
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○台本、役においてはアドリブ、性転換等自由に演じ
てもらって構いません。
【登場人物】
???
(無音)
ここはどこだろう…
暗い、でも無数の暖かな光がある…
(サウンド)
少し歩くと、そこは様々な姿の生物達に
埋め尽くされていた。
しかし、姿は違えどその生物たちの形は似通っていた。
聞いたことがある。
あれを「人」?と言うのだろうか。
そして、あの宙を舞う生物達は何だろう。
「霊」?だろうか。今は亡き者が彷徨う姿。
様々な生物が集まる中、私は一人薄暗い場所に座り込む
(無音)
自分はこの世の者ではない。そう感じたから。
少しして、
「牙があって本物のヴァンパイみたいだね。」
そう話しかけて来た一人の子ども。
その子どもは私に「ハッピーハロウィン」と言い
お菓子を渡して去っていった。
その時の子どもの表情は太陽のように明るかった…
…
…
(サウンド)
薄暗い場所に一人座っている子どもがいる。
「ハッピーハロウィン」
そう言って私は、今年もお菓子を配る。
効果音ラボ様の
「夜の繁華街」をお借りしました。
#声劇 #朗読 #ハロウィン #ファウルの台本
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