【声劇台本】先生は気まぐれ の巻
文愛:あなたのお名前 一色:あなたのお名前
【声劇台本】先生は気まぐれ の巻
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《 台本 》
文愛「先生、この前きつつき通りに新しくできた
甘味処(かんみどころ)…よかったら、その…
一緒に行きませんか?」
一色「悪いな、僕には原稿があるんだ」
文愛「そうですか。…じゃあ、原稿が終わるまで、
ここで待っていてもいいですか?」
一色「それは構わないが、いつ終わるかわからないぞ」
(時計の針が進む音)
文愛「先生〜…原稿、まだ終わらないですか?」
一色「見ての通りだ」
文愛「でしたら、わたし少しだけ三南瀬(みなせ)さんの
ところに行ってきてもいいですか?」
一色「……なぜ奴の家に?」
文愛「以前、三南瀬さんがいつでも遊びにおいでって
言ってくださったので__」
一色「行くな」
文愛「…えっ?」
一色「……嫁入り前の娘が、男の家に
そうひょいひょい行ったりするもんじゃない」
文愛「でも、わたし先生の家には何度も…」
一色「案ずるな、僕は君みたいな女性は好みじゃない」
文愛「うぐっ……そんなハッキリ言わなくても……」
一色「なんだ? 何か言ったか?」
文愛「い、いえ! 何も!
…って先生、どこかへ行かれるんですか?」
一色「……君、先ほど言っていた甘味処までの
道はわかるのか?」
文愛「ええ、わかりますが…… 先生、もしかして」
一色「……さっさと支度をしたまえ。
僕は待たされるのは好きじゃない」
文愛「! はい! すぐに!」
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《 登場人物 》
■二科 文愛(にしな あやめ) 女/学生
ずっと前から大ファンであった小説家・一色とひょんなことからバディを組んで様々な事件に挑むことになった少女。
一色に対する感情は長らく “憧れ” のみだったが、共に事件を解決していくうちに淡い恋心が芽生えてしまった。
一色のことは「先生」と呼んでいる。
■一色(いっしき) 男/三十路(?)
若手人気作家であり探偵。
一色という名前はペンネームである。
家は様々な本で溢れており、本に囲まれて生涯を終えたいと宣う生粋の本好き。しかしそれ以外のことにはまったく興味がなく、ときどきご飯を食べるのさえ面倒くさがる。
文愛のことは「文愛くん」と呼んでいる。文愛に対しては冷たい対応をするが、なんだかんだ放っておけない様子。
■三南瀬(みなせ) 男/年齢不詳
小説界隈で一色と対を成す人気作家。
一色・文愛と交流があり、一色に手を焼く文愛のことを色々と気にかけてくれている。
《 お借りしたもの 》
冒頭BGM:『縁側』siroimu様
効果音:『秒針』稿屋 隆様
どちらもフリーBGMサイト『DOVA-SYNDROME』様よりお借りしました。
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お気づきの方もいるかもしれませんが、てにをはさんの『女学生探偵シリーズ』に影響されて書きました。ですが、文愛ちゃんと一色先生は、女学生探偵シリーズのひばりちゃん・久堂先生とはまったくの別人物のつもりです。
全体的にちょっと急ぎ気味ですすみません🙏🏻💦
アドリブやセリフ改変構いませんので〜!🙋🏻
「いつ終わるかわからないぞ」までを最初の25秒間ぐらいに収めるといい感じになると思います!
#声劇 #台本 #声劇台本 #掛け合い #二人用声劇 #二人用台本 #和風 #恋愛 / #つむぎの台本 ←このタグ消さないでください🙏🏻 お願いします🙇🏻
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8commnets
- おがぴお借りしました!
- 停止中コラボ失礼します
- mimoお借りしました!
- 御所川原 古都子@休止お借りしました!
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- 台本屋「エトワール」お借りしました~!
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