CM風声劇「トワール商會骨董店」

ウィドウ:【】モルフィ:【】

お手本 http://nana-music.com/sounds/023e307b/ ------------------------------------------------------- (扉の音) ウィドウ:｢いらっしゃいませ｣ (曲入り) ウィドウ:月明かりの指揮に合わせて輝くランプ 静かに佇む不気味な骨董屋 僕はこの店のオーナー、ウィドウ ウィドウ・ブラックさ モルフィ:｢あっあのっ…突然ごめんなさい あまりに綺麗なランプだったからつい｣ ウィドウ:今日も僕の灯りに誘われて 迷子の蝶が来店してくる…。 ウィドウ、モルフィ:｢トワール商會骨董店｣ ウィドウ:ここに来たお客さんには いつもオリジナルブレンドの珈琲を出すんだ (ネジの音) ウィドウ:｢美味し過ぎて、もう帰れなくなっちゃうかもね｣ モルフィ:｢あなた目が…｣ (曲入り) モルフィ:｢ウィドウの目を治す方法を見つけたいの 私を見て…！もっと貴方に近づきたい！｣ ウィドウ:｢モルフィー・スコルフスキー ああ、貴女が欲しい｣ モルフィ:｢ここは…？ねえ何を考えているの｣ ウィドウ:｢綺麗な青い光だ｣ モルフィ:｢待って、話を聞いて｣ ウィドウ:｢こんなに美しい羽はいつぶりだろう｣ モルフィ:｢ウィドウどうしたの？｣ ウィドウ:｢丁寧に誂(あつら)えてあげないと｣ モルフィ:｢こっちに来ないで！！｣ ウィドウ:｢ああ、そんなに怯えないでおくれ 愛しのモルフィ｣ モルフィ:｢あの標本達は、まさか……｣ ウィドウ:｢僕の張った巣は、如何でしたか…？｣ モルフィ:｢やめて、やめて刺さないで 痛いのは嫌……！｣ ウィドウ:｢モルフィ 僕の自慢のランプとしてここで輝いて下さいね｣ モルフィ:｢いやああああああ！！｣ (曲入り) ウィドウ:｢ああモルフィ 君は今までで一番綺麗なランプです｣ ------------------------------------------------------- あらすじ 小さな骨董店を営むオーナーのウィドウ・ブラック 夜になると彼の自慢のランプシェード達が 月明かりに照らされゆらゆらと輝く その光に誘われやってきたのは まだあどけない女の子であった。 不思議な彼の店はきっと人を惹き付けてやまないのであろう。 ウィドウ・ブラック:？歳 男 トワール商會骨董店の怪しいお兄さん 店内には標本や人形、キラキラした石が沢山並ぶ。 弱視の為色で大体の物を把握している 綺麗なものが好きらしい モルフィー・スコルフスキー:享年9歳 女 道中ひとり迷子になっていたところ ウィドウの灯りに誘われて来店してきた女の子 優しくしてくれたウィドウともっと仲良くなりたくて 彼の目を治す方法を探す。 ------------------------------------------------------- そろそろ人の死なない話が書きたい お借りしたBGM DOVA-SYNDROMEから ｢深淵からの呼び声｣ written by レンチ様 ｢怪しい館｣ written by スエノブ様 編集:九重なゆ #掛け合い #声劇 #CM風声劇 #台本 #九重なゆの台本