『ずっと……ずっと考えてた…死ぬために生まれた僕がこの世界に存在する意味は何だろうって…沢山の薬や機械を無駄遣いして…周りの人達を困らせて……自分も悩み……苦しんでっ…その果てにただ消えるだけなら…今、この瞬間に居なくなった方がいい…なんどもなんどもそう思った…何で僕は生きてるんだろう?って……でも、でもね…ようやく答えが見つかった気がするよ…意味なんて無くても生きてていいんだって…だって…最後の瞬間がこんなにも満たされているんだから……こんなに沢山の人に囲まれて……大好きな人の中で……旅を終えられるんだから……』