Lyrics 暮らしの中で T字路s
Written by
T字路s
Composition
T字路s
泣きたいのにおどけている 自分をだましてばかり
シケた面ぶらさげて 川沿いの道を歩く
頭んなかはもぬけの殻 気付けばこんなにも遠く
置き去りの影法師 風に揺れてる
許せない自分を 道端に捨てた
どこへもゆけないのは 体よりも心のほう
だましたことも だまされたことも
暮らしのなかで いつか忘れた
忘れたはずが ある日突然
この胸ぐらを つかんで揺さぶる
苦しいのに 平気なふり 自分をごまかしてばかり
ほんとは震えてる手のひら ポケットに握り締めて
うまくは言えない 言葉にならない ただがむしゃらに駆け出して
大声で叫びたい気持ち 背中を押してる
動けない自分を 空に放り投げた
呼び止めるものは きのうよりも明日のほう
熱い思いも 残した未練も
祈りのなかで それでもくじけた
くじけたはずが 向かいのホーム
何を語るでもなく こっちを見ている
変わらぬ景色に やがて疲れた
暮らしのなかに 埋もれて消えた
とうに消えたはずが 煙を立てて
この胸のなか くすぶり始める
もうほらすぐに 炎が上がり
まさか 火傷しそうに熱く燃えてる