Lyrics 慟哭へのモノローグ 高橋洋子
Written by
及川眠子
Composition
大森俊之
命は彷徨う 慟哭へのモノローグ
闇のなかに置き忘れた
それは蒼の化身
いまも指が憶えている
無垢なままの細い肩を
思い出のトビラ 鍵をかけて
微笑みを閉じこめているなら
慚愧に抱かれ 私は還る
運命(ほし)の光 手渡すためにも
報われぬ子よ あなたを想って
心はちぎれる 慟哭へのモノローグ
時を止めた胸の奥で
赤く揺れる鬼火
祈るように紡ぐ愛は
空(くう)を迷い 夢に堕ちる
悲しみに穢(けが)れ 未来さえも
見失う その前に信じて
慚愧に抱かれ 私は叫ぶ
そばにいるよ 風に身をかえて
いとおしい子よ あなたを求める
地上の彼方で 慟哭のモノローグ
生き抜く強さを 教えきれず
旅立った この罪の重さに
慚愧に抱かれ 私は還る
運命(ほし)の光 手渡すためにも
報われぬ子よ あなたを想って
心はちぎれる 慟哭へのモノローグ