Lyrics 化け物になれば コンテンポラリーな生活
Written by
朝日廉
Composition
朝日廉
何回も何回も女を泣かす
だけどあいつばかりがモテるのは何でだろな 何でなんだろう
12月のワンマンライブ チケットはソールドもしてないし
何年 これを続けるだろう 泥を 泳ぐような
反省会だのなんだのと 打ち上げでは冴えない愚痴ばかり
何でも他人のせいにして こりゃ食え ないな
だけど君らは知っているか ロックンロールという音楽は
弱さすら歌うんだぜ こんな臆病でも
何回も何回も 振り落とされて
誰も僕に優しくないのは何でだろな
何回も何回も 邪険にされて
誰も僕の話を聴かんのは何でだろな 何でなんだろう
ブサイクなんだのと貶されて ほうそうかそうかと腹を立てて
それでも曲だけは良いなと 言わせた いよな
だけど僕らは知っていた ロックンロールという音楽は
強さゆえ笑うんだぜ そうさ 今だって
何回も何回も 拳をあげて
それでもまだ少し届かんのはなんでだろな
何回も何回も 貯金を崩す
不安と引き換えに未来を買うのはどんな気分?
死にたくないけどやめたいな 働かずとも食べたいな
頑張らなくてもモテたいな ゲームはクリアしていたいな
希望はどこにも見えないな 見つけたとしても触れんさ
親に迷惑かけたくないな どこへも行けないな
何回も何回も バイトに入る
それでも お金が貯まらんのは何でだろな
何回も 何回も 言葉を殺し
それでも 信じてほしいのは何でだろな
何回も 何回も 涙を流し
それでもまた優しさを間違えてしまうから
何回も 何回も 時代を超えて
それでも届く歌があるのは 何でだろな
何回も何回も 化物になれば
こんな僕らのこともずっと憶えてくれるかな?
誰も かれも 憧 れていた
あのステージの向こう側へ
僕も行きたいのさ 行きたいのさ