Lyrics 余韻 中村雅俊
Written by
松本隆
Composition
中村雅俊
眠る入江に漁師の船が
荒れた海から戻る
流れる霧はいつか
雨に変わってしまう
汽車の窓に俺を映して
お前が好きだよ
別れたあとでも
独りの淋しさが
何もかも青く沈めて る
別れの余韻さ
お前がいないと
時の流れさえ遅い
見知らぬ駅で電話をかけて
つながる前にやめた
未練がましい俺に
横の仔犬が吠える
コインひとつ空に投げたよ
お前が好きだよ
離れて知ったよ
今さらそんなこと
言い出してみても仕方がない
別れの余韻さ
お前がいないと
時の流れさえ遅い