Lyrics 回送 長澤知之

Written by
長澤 知之
Composition
長澤 知之
僕は町を出たんだ もう嫌になったんだ 千羽鶴を折るように歩む生活の往来に 朝までファストフードで知らない人たちの日本語を聞きながら バックパックを抱いて寝る夢を見るまで夢を見る バスに乗って行くんだ 窓の外を見つめてた 中央分離帯でガラスの破片が僕に煌いた でもどうしようもないんだ この歌が言い逃れに堕ちぬよう 絶対を見つけるまで ひなたぼっこなんてないんだ 何日も 何十日も 雲のように漂って 辞めやすいバイトを転々として理由を探してたけど ある人は「無いよ。」と言って見下すように話題を変えて ある人は「有るよ。」と言って白装束に着替えだした 天国のテールライト 天国のテールライトを 追いかけるグルーピーと シスターと 老人と ロックンローラーと 猿 ノックの無いヒッピーの末路を信じてやまない猫背のロウティーン 町を出るんだ 絶えず 飢え渇くんだ 僕らは遠未来の昔話かい?此処はお伽話? 全て夢かい? この頃 いつも同じ空を繰り返し顧みてるのさ それは東にも西にも南にも北にも無い ただ遠い空 ああ 何一つ見えちゃいないのに さもありなんと鼓動してるんだ それは時計の針のように確かにほら確かに 何日も 何十日も 雲のように漂って 辞めやすいバイトを転々として理由を探してたけど ある日 ある娘と会ってまた嫌になったんだ それまでの世界にも この歌にも白けてしまって 僕は愛情を知った君を守りたくなった お金に代えられないもののためにお金にへばりついた 僕が戻って行った諦めと 忘却と 千羽鶴を折るように歩む生活の往来にでも この頃 いつも同じ空を繰り返し顧みてるのさ それは此処にも何処にも無い かといって無いわけでも無い遠い空 何にも分かっていないのに さもありなんと鼓動してるんだ それは時計の針のように 確かに ほら確かに 夢の話 全て夢さ あの白い嘘も 鐘の音も 誓約も その涙も 夢の話 全て夢さ 何もかも在りませんでした ただのファンタジーでした この頃 いつも同じ空を繰り返し顧みてるのさ それは東にも西にも南にも北にも無い ただ遠い空 ああ 何一つ見えちゃいないのに さもありなんと鼓動してるんだ それは時計の針のように 確かに ほら確かに
Me singing Me playing