Lyrics 水無し川 吉田拓郎
Written by
松本 隆
Composition
吉田拓郎
北から吹いた風に追われて
旅立つ僕を許してくれよ
寒い都会に行こうと思う
そこで仕事を探すつもりだ
冬将軍の足音がする
君をあたため愛せもしない
この木枯らしを切り抜けたなら
いつか二人で暮す日も来る
いつか二人で暮す日も来る
水無し川も 昔はそうさ
空に届けと魚がはねた
さらば冬枯れ やせた畑よ
便りのないは無事だと想え
なけなしの夢はたいて賭けた
いちかばちかは男の賭けさ
君の汽車賃送るかわりに
最後の酒に酔うかもしれぬ
最後の酒に酔うかもしれぬ
流水が消えて春になっても
君の気持ちが変わらないなら
その黒髪を切らないでくれ
僕はひと目で愛を知るだろう
今はこらえろ いとしい君よ
あゝ人生は廻り舞台だ
吹雪のあとに春の陽射しが
花に酔ったらその時泣こう
花に酔ったらその時泣こう