Lyrics 加速度 さだまさし

Written by
さだまさし
Composition
さだまさし
別れの電話は 雨の日の午後 受話器の向うできみは確かに 雨にうたれ 声もたてずに泣いていた 「最後のコインが今落ちたから 今迄のすべてがあと3分ね」って きみはとぎれがちに小さくつぶやいた スローモーションで時が倒れてゆく 言葉さえ塞いで ごらん愛の素顔は2つの世界の 間で揺れるシーソーゲーム 喜びと・・・・・・悲しみと・・・・・・ 最後の電話がコトリと切れて 静かに僕の手に残ったものは 発信音と穏やかな雨のさざめき 途絶える直前の君の優しさは 最後にピリオド打たなかったこと まるで悲鳴の様に云いかけた「それから」って 自分の重みに耐え切れず落ちてゆく ガラス窓のしずく あたかも二人の加速度の様に 悲しみを集めて ほら ひとつ また ひとつ ほら ひとつ また ひとつ ほら ひとつ また ひとつ
Popular musical parts of 加速度
Me singing Me playing