Lyrics 立ち止まった素描画 さだまさし

Written by
さだまさし
Composition
さだまさし
別れたんだってね彼とまるであっけなく 僕との時の様に君から云い出して 一寸買物に出かける様な調子で ふらりと部屋を出て来たに決まってる いい加減に「幸せ」の奴と 妥協してみたらどうなんだ 忘れちゃいけないもし君が地図にない町を捜したきゃ 初めに地図が必要だって事 君と僕で前に一度身に浸みたはずなのに 君は スケッチ・ブックに素描画だけ済ませたら 色付けの前に投げ出すくり返し 確かにこの世はとても虚しい事だらけ だからといって投げていいものだろうか 僕も偉そうに云えた義理じゃないけれど 優しいくせに悪ぶるのはお止し 走り疲れたらお歩き 歩き疲れたらお休み やがて休み疲れたなら どうせまた走りたくなるさ ファッションだけでは語り尽くせない 君も僕もひとつふたつ それなりの夢がある 多分 人生って奴はかなしいよね でもごらん よく見りゃまんざら捨てたもんじゃない
Me singing Me playing