Lyrics 氷のくちびる 甲斐バンド
Written by
甲斐よしひろ
Composition
甲斐よしひろ
悲しき恋の結末にぬけがらのように僕は傷ついた
火遊びの果てのあれは本気の恋
指輪ひとつ残し君は部屋を出ていった
抱かれてもひとつになりはしない心で
君は僕の胸の中に嘘の涙流してた
あの時君が投げすてた愛のかけら
冷めたベットに拾い集めひとり抱けば
今夜も氷のくちびるが僕を奪いふたつの体の岸辺に
氷のくちびるが僕を奪い 波のように砕けては散る
悲しき歌の始まりは追憶の中の夕暮れのカフェ
白い指が灯すキャンドルライト
炎はとけ心変わりにながれていく
鏡にのこしたルージュの別れ言葉の影に
男にもたれたあの夜の君の姿があった
一輪ざしのこぼれたバラのように
夢のさめぎわの仕打ちはむごく
今夜も氷のくちびるが僕を奪い ふたつの体の岸辺に
氷のくちびるが僕を奪い 波のように砕けては
氷のくちびるが僕を奪い ふたつの体の岸辺に
氷のくちびるが僕を奪い 波のように砕けては散る