Lyrics コスモタウン チャットモンチー
Written by
高橋久美子
Composition
橋本絵莉子
二車線向こうの車からこっち向いてニヒルな笑い
ああいう顔に弱いからすかした女を演じてみせた
真夜中の国道は不気味なくらい静かで
立ち尽くす信号だけ宇宙の隅にきらめいていた
昼間には見えなかったものがそこにあり
あの頃見えなかったものが痛いほど突き刺さる
「ほらあれが北斗七星だ」
つないだ祖父の手はしわしわで温かかった
見上げた星のかなしみが月の影からのびている
私の心を見透かしているのなら
黙ってないでその答えを教えてよ
闇を切って車は走っていく
後ろから呼び止める声は
マリちゃんでもコウちゃんでもなくて
幼いおさげの私です
昼間には見えなかったものに気付いたとき
なんだかゾッとした
茂みの中で見つけられなかった
野球ボールを想うあの子は今何をしてる?
見上げた星のかなしみが月の影からのびている
私の心を見透かしているのなら
黙ってないでその答えを教えて
「ほらあれが北斗七星だ」
よく働いた手はしわしわで温かかった
見上げた星のかなしみが月の影からのびている
私の心を見透かしているのなら
黙ってないでその答えを教えて教えてよ
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