Lyrics 故郷未だ忘れ難く 海援隊
Written by
武田鉄矢
Composition
中牟田俊男
東へ走る夜汽車の音に
ついつい誘われ 家を出て
気付いて見たら 一人ぼっちで
見知らぬ街にいた
夢のように流れる月日に
追われ追われて半歳すぎ
街の風にも何とか慣れた
ひとりすましていたが
心の中まで吹き込む風が
思い出の風鈴 揺らします
故郷未だ忘れ難く 酒さえ飲まなきゃやさしい親父(おやじ)
故郷未だ忘れ難く 殴られた痛みも忘れました
他人の街の祭りにうかれ
うかれうかれて酒を飲み
有明月の照らす道を
ひとりぼっちの子守唄
部屋に帰って灯りをつけると
貴方からの手紙がある
忘れかけた人だからと
なつかしさだけで読み出すと
三年たったら帰って来てね
インクの文字がにじんでます
故郷未だ忘れ難く 俺のことなど忘れておくれ
故郷未だ忘れ難く 手紙を抱きしめ泣きました