Lyrics 歳時記(ダイアリイ) さだまさし

Written by
さだまさし
Composition
さだまさし
卒業までに咲けばいいねと君は ある日急に 窓辺にはち植えを置いた 何もなしに別れてゆくよりも 残したいとはじめたダイアリイ 一頁目には 二人の略歴(プロフィール) 二頁目には 二人の出逢い 三頁目から たどる季節 記すたびつのる悲しみに君は耐えかね 七頁目からは 僕の名前何度も連ねた 花の名前もきかず買ったくせに 勝手に自分で かすみ草と決めつけたね 早く咲いてと毎朝祈って 水を過ごして枯らしそうになって 眠らず一人 看病してたよね 花の名前呼び乍ら 無事だった朝 涙ぐんで すてきな水色に 君は笑った そんなちひろの 子供の絵の様な 君の笑顔がとても好きだった 卒業したら 君は故郷(さと)へ帰って 小さな子供の先生になるといった 言葉通りに 子供に囲まれた 君の笑顔の写真が今朝届いた お嫁にゆくと添えた手紙 つまり それが2年の月日 書きかけたダイアリイ あとがきにかえて 君が自ら刻んださよなら 今 思い出を煙に帰して せめて君の明日を祈る さよなら 僕の好きだった人
Popular musical parts of 歳時記(ダイアリイ)
さだまさし
Me singing Me playing