Lyrics 素直になりたくて さだまさし
Written by
さだまさし
Composition
さだまさし
素直になりたくて 一人旅に出た
見栄も意地も捨てて 一人きりで泣きたくて
海に沈む夕日 ドラマみたいに見送れば
照れくさそうな茜雲が 夜に融けてゆく
ちらほら町灯り 蛍の群れのようだよ
そのひとつひとつに人が暮らしてる
喜び悲しみ揺れる心を抱いて
誰もが少しずつ不安を分け合って生きていると気づいたよ
素直になれなくて大空狭くしてた
水が流れるように生きてゆきたくなった
素直になりたくて 出さない手紙を書いた
夢や恋や生命 照れずに声に出したくて
夜空見上げたなら 折から十三夜
火照る心冷ますように空を雲が行く
明日は山へ行き 大きな木を抱きしめて
このちいさな生命 問いかけてみるか
生きるということに妙に力むのはやめて
少し自分を許しても良いんじゃないかと涙がこぼれた
素直になれなくて 自分を傷つけてた
風に吹かれるように生きてゆきたくなった
ちらほら町灯り 蛍の群れのようだよ
そのひとつひとつに人が暮らしてる
喜び悲しみ揺れる心を抱いて
誰もが少しずつ不安を分け合って生きていると気づいたよ
素直になりたくて 一人旅に出た
水が流れるように生きてゆきたくなった