Lyrics ギフト ポルノグラフィティ
Written by
新藤晴一
Composition
岡野昭仁
生まれながらの才能のことを神様からのギフトと人は
呼ぶらしいけれど僕のはちっちゃい箱だな
リボンもなくて色だって地味でみすぼらしいその箱が
なんか恥ずかしく後ろ手に隠していた
最初に空を飛んだ鳥は翼を広げた恰好で
どのくらい助走をつけて地面を蹴ったんだろう
自問自答きっとそこには答えがないことを
意外と前に気付いてたかも悩んでる自分に酔っていた
明日に架かる橋はもろくも崩れそうで
今行かなくちゃ駆け抜けなくちゃ心さえ軽やかに行けたら
どこかで僕を悪く言う声耳を塞いでやりすごしてた
それでも聞こえるなんだ自分の声じゃないか
夢に重さはないんだけれど言い訳ばかりなすりつけて
やっかいなものを背負っている気になってる
鳴り止まぬ歓声を浴びる人は遠い世界さどうせ
どうせ自分なんかって思うその度にギフトが
少しは自分にも期待してみたらどう?って
意外にうまく跳び出せるかも想像よりもやれるかも
信じてみることが甘いかどうかなんてさ
自分の舌で舐めてみなけりゃがっつり噛みつかなきゃ分かんない
月夜に浮かぶ街のシルエット真っ黒な壁のようにそびえ
呑み込まれないうちにそっと人知れず抜け出してみせる
威風堂々ぎゅっと胸にギフトを抱いたままで
箱の中身が飛び出す時を今や遅しと待っている
明日に架かる橋はもろくも崩れそう
今行かなくちゃ駆け抜けなくちゃ心さえ軽やかに行けたら