Lyrics ナルシス 久保田早紀
Written by
山川啓介
Composition
久保田早紀
生まれた時から その絵はかかってた
古い階段の上の琥珀色の闇に
横顔見せた裸の少年
青い瞳がきれいだった
彼の名はナルシス
私がつけた名前よ
ママの目をぬすんで
椅子にのりくちづけした
罪びとのときめき
柱時計の音
誰も知らない孤独な少女の初恋
あの子に出会った日 心で叫んだ
私のナルシス
そっくりのきれいな横顔
けれども彼は せっかちなだけの
ガムのにおいをさせた少年
今はもうナルシス
お前よりも年上ね
絵のように美しい
恋などないと知ってる
けれども 階段の闇を見上げるたび
めまいのように
あのときめき よみがえるの