Lyrics 修羅の如く さだまさし
Written by
さだまさし
Composition
さだまさし
人は何故 男と女に分かれてしまったのだろう
あらゆる哀しみがそこから始まるのに
たとえば愛だけでは生きてはゆけないけれど
もしも愛なしではとても生きられない
次に男に生まれたならば
修羅の如く激しく生きるだろう
日が沈みまた昇るように生命くりかえし
子供のような瞳で眠るだろう
次に女に生まれたならば
母の如く強く生きるだろう
悲しみを悲しみとして受け止めながら
疲れた修羅を抱いて眠るだろう
人は何故 光と影に分かれてしまったのだろう
あらゆる憎しみがそこから生まれるのに
たとえば雨のなかで 日差しに憧れても
やがて日差しのなかで雨を恋しがるだろう
次に女に生まれたならば
天女の如く柔らかく生きるだろう
喜びを喜びとして受け止めながら
悲しい修羅を愛して生きるだろう
次に男に生まれたならば
修羅の如く激しく生きるだろう
寄せては返す波のように 生命くりかえし
愛しい人を守って生きるだろう
寄せては返す波のように 生命くりかえし
愛しい人を守って生きるだろう