Lyrics こんばんはお月さん 加川 良
Written by
加川良
Composition
加川良
こんばんわお月さん
そんなつもりじゃなかったんだ
夜風が身に沁みる
でもつきあってくれるね
こんばんわお月さん
そんな筈じゃなかったんだ
でもつきあってくれるね
明日の朝まで
風呂屋の煙突いやに長く
これじゃ一日長すぎる
思い出すことさえつらいよ
夢を見ようにも眠れない
あの坂道を登ったところ
一番星が見つけられる
うまくやれると思ってた
夜道がもっともっと暗けりゃ
きっと煙草の吸いすぎなんだ
嘘をついてたわけじゃない
恥かしがり屋なんだね
知らないままでいたかった
こんばんはお月さん
そんなつもりじゃなかったんだ
でもつきあってくれるね
明日の朝まで
上り電車下り電車
どこへでも行っとくれ
そうさここはガード下
まるで逆立ちでもしてるみたい
両手両足豆だらけ
誰に会いたいとも思わない
うまくやれると思ってた
今からでもあやまれるなら
冷たい風に吹かれて揺れて
でも酔っぱらってなんかいない
こんなに口を開けてるんだ
もっともっともっと恋をするんだ
こんばんはお月さん
そんなはずじゃなかったんだ
でもつきあってくれるね
明日の朝まで
ゴミ箱バケツが笑ってる
靴の底なら悲しかろ
信号待ちだよ立ちん坊
鐘がなるなる通りの向こう
いつだって消えることは
できるんだ
このズボンのポケットの中
うまくやれる筈さ
電信柱なんでもお見通し
月の光にもぐりこむんだ
このままどこか連れてっておくれ
酔っぱらってひとおどり
ほらもう夜明けだよ
こんばんはお月さん
そんなつもりじゃなかったんだ
夜風が身に沁みる
でもつきあってくれるね
こんばんはお月さん
そんな筈じゃなかったんだ
でもつきあってくれるね
明日の朝まで