Lyrics 伊豆の渡り鳥 鏡 五郎
Written by
木下龍太郎
Composition
滝 升
縞の合羽に振り分け荷物
時雨凌ぎの三度笠
生まれ在所の修善寺避けて
天城鴉は脇道三里
わざと伊豆路を
わざと伊豆路を遠まわり
湯の香湯ヶ島打たせ湯浴びて
洗い流そか流転ぐせ
いまもまつやら峠の茶屋で
天城椿は別れた女を
想い出させる
想い出させる紅化粧
河津七滝流れる水は
先を急いで相模灘
義理があっての下田じゃないが
天城時雨が追い付く前に
せめて着きたい
せめて着きたい渡り鳥