Lyrics 第三者 さだまさし
Written by
さだまさし
Composition
さだまさし
死んだ珈琲挾んだままで
外の信号の変わる数を
テーブルに映る黄色で数えて
ついでに想い出も数えて
忘れかけてた 君の癖が
こんな時にふと目についたりして
懐かしいものと出会った気がして
笑ったら君は怪訝な顔をする
もう明日は第三者
信じるものさえも違う異教徒になる
一度は同じものを信じた
二人が奇妙にも見知らぬ人になる日
車のライトが時折横切る
前髪の奥の君の瞳には
既に僕の姿は消えて
蝋燭の赤だけが揺れてる
隣の席の笑い声が
幾分僕等に気兼ねをして
やがてこの店の最終注文を
尋ねる時間が訪れる
最后の御注文はいかが
お二人に似合いのデザートはいかがですか
表は季節の替り目の
雨が降り始めて音楽がやがて止まる
もう明日は第三者
最后の注文は何かありませんか
もう明日は第三者 最后の注文は