Lyrics 紫陽花 椿屋四重奏
Written by
中田裕二
Composition
中田裕二
言葉がいくら足りても
果たして風は起こせるかい
それと一緒で僕の手では
君の心を動かせない
笑いながら恋は雨に流れて消えた
虹色の濁った希望と共に
笑いながら君は雨に流れて消えた
ずぶ濡れの紫陽花みたいに
綺麗で悲しい
じゃれ合う晴れの日には
曇りひとつなく笑って
やみそうもない雨の日には
傷ばかりを作ったふたり
笑いながら恋は雨に流れて消えた
知らぬ間に止まった時間と共に
笑いながら君は雨に流れて消えた
ずぶ濡れの紫陽花みたいに
綺麗で悲しい
夜の底で鳴り響いた言葉をちぎって
ひとつずつ空へ逃がして
ほら 夏はすぐそこまで
無下に僕を指差してはからかった
濡れた瞳の奥で君は何を見ていた
今となっては意味もない答え
過ぎ行く日の背中 僕はそれを見ていた
まるで夢のように滲む光
笑いながら恋は雨に流れて消えた
虹色の濁った希望と共に
笑いながら君は雨に流れて消えた
ずぶ濡れの紫陽花みたいに
綺麗で悲しい 悲しい