Lyrics 月の光 さだまさし

Written by
さだまさし
Composition
さだまさし
君が戯れに弾く月光の ピアノの音の寂しさは 別離の刻を識る人の 吐息の霜か ツィス・モール 芍薬の花びらの散り際の 君の背筋のいさぎよさ 立ち枯れてゆく青春の 恋の終わりの五月闇 いつか君の名前を 思い出と呼ぶ日が来るのか その眼差しも その唇も 季節の中で色褪せてゆくのか 生きることとは… 姿見に写る君の横顔 窓に上弦の月の色 鏡の中のさかさまの 台詞の露か ため息か 恋とは消えゆく炎のことか とけてゆく氷のことなのか されば守れぬ約束を 涙ひとつで弔うか いつか君の笑顔を 思い出せぬ日が来るのか あのときめきも この悲しみも 時の流れに埋もれてゆくのか しあわせとは…
さだまさし
Me singing Me playing