Lyrics 亀が泳ぐ街 サザンオールスターズ

Written by
桑田佳祐
Composition
桑田佳祐
亀が泳ぐ街未来の神保町 女郎屋の棟々紅(くれない)のジャズ 沁(し)みるよ蝉しぐれ バスが残す風マダムのお店に 花瓶が揺れてる犬が鳴いてる 聞いてよお母様 逃げ水の向こうに雲をはべらせて 樹齢も知らない木立が騒ぐ 女にシュミーズを 夜空にクルクルと廻る自転車に乗り 君がいる方角へ翔んでゆこう 飾りたてた服いじり倒す顔 不幸になれない浮世の輩(やから) 窓辺のスキャンダル ネオン浴びてるピンクの谷間は 酔いどれ月夜の濡れた慕情よ 妬(や)けるぜ映画館 砂を掴(つか)む手にリズムをつけたら 小指の端から転がり落ちた 運命(さだめ)が波を呼ぶ 隣でシュラシュラと踊る木馬座のように 客を待つ美しい女のうた キャビアを食べたい筋だけ残して そぞろ雨のバンジョー屋根を噛む音 美味(おい)しい鳩サブレー 高過ぎる土地に愛を植えようよ 予算が許せば池も掘ろうよ 孤独な空の下
サザンオールスターズ
Me singing Me playing