Lyrics シュレディンガー・ガール 斉藤壮馬

Written by
斉藤壮馬
Composition
斉藤壮馬
彼女はまるで蝶のよう 蠢く街のスクランブル 瞼の裏の残像 気づけはしないサブリミナル 欲望という名の 鱗粉を撒き散らし 0と1の狭間へ 消えさっていく プシュケー 空洞だけが その胸に棲みついた とり憑かれてしまった 袖振り合って 多生の縁でいいって 無数の分岐こえて きみを呼ぶから でも本当は知らない 彼女の名前も声も どんなふうに笑うのかさえも シュレディンガー・ガール 彼は幻想の虜 嘲笑う衆愚をものともせず 数えるのをやめたころ 彼女が囁きかけたような 交わるはずなかった それぞれの点と点が 触れた刹那 生まれた ウロボロスが 量子のたなごころで 彼を包み込み 生存線の先へと 異空間へ行って たぶんこっちって解って 彼女のかおりがして 手を伸ばすから でも本当はもはや 身体 解き放たれたの 光よりはやく飛ぶから シュレディンガー・ガール ユーレカ 狂ったように笑って 暗い部屋で踊って 彼はわからない ああ 本当は シャングリラ すべてが解き明かされて 眠るように 空を見上げた シュレディンガー・ガール
斉藤壮馬
Me singing Me playing