Lyrics 夜曲 中島みゆき
Written by
中島みゆき
Composition
中島みゆき
街に流れる歌を聴いたら
気づいて 私の声に気づいて
夜にさざめく 灯りの中で
遙かにみつめつづける瞳に気づいて
あなたにあてて 私はいつも
歌っているのよ いつまでも
悲しい歌も 愛しい歌も
みんなあなたのことを歌っているのよ
街に流れる歌を聴いたら
どこかで少しだけ私を思い出して
月の光が 肩に冷たい夜には
祈りながら歌うのよ
深夜ラジオの かすかな歌が
あなたの肩を包みこんでくれるように
あなたは今も 私の夢を
見てくれることがあるかしら
悲しい歌も 愛しい歌も
みんなあなたのことを歌っているのよ
月の光が 肩に冷たい夜には
せめてあなたのそばへ流れたい
街に流れる歌を聴いたら
気づいて 私の声に気づいて
心かくした灯りの中で
死ぬまで 贈りつづける歌を受けとめて
街に流れる歌を聴いたら
どこかで少しだけ私を思い出して