Lyrics 悲しい女 谷村新司
Written by
谷村新司
Composition
谷村新司
夏の日の恋ならば
いつもささやかな勘違い
笑ってはゴマかした
いつもの別れのパターンね
駅からの帰り道
コンビニの明りまぶしくて
少しばかり淋しくて
雑誌なんか立ち読みしたわ
ひらいたグラビアに
秋物のコートなんか着て
アンニュイな笑顔した
いい女に嘆息ひとつついてみた
悲しい女は
誰からも程々に愛され
けれども憎まれない
いつもその程度の恋ばかり
抱かれたいつもりなの
信じてないわけじゃないのに
茶化してはおこらせる
いつもの別れのパターンね
改札のところまで
送ってくれてもいいじゃない
あやまれないせつなさが
胸の中で行ったり来たり
終電車を降りれば
何故か小走りになっていた
自分の部屋の扉
鍵を差し込んだその時に涙が出た
悲しい女は
誰からも程々に愛され
けれども憎まれない
いつもその程度の恋ばかり
悲しい女は
誰からも程々に愛され
けれども憎まれない
いつもその程度の恋ばかり