Lyrics 曖昧なひとたち ポルノグラフィティ
Written by
岡野昭仁
Composition
岡野昭仁
駅の近くのカフェテラス行き先は決まっていない
冬の端っこで二人はただひっそりと話している
甘くとろけるようなセリフも交わしてないし
世の中を憂う大人の言葉もないけどそれでいいんだ
窓の外は木枯らしが吹いて街ゆく人は凍えている
ここに愛が芽生えるかは誰も知らないから春を待ってみよう
3杯目のホットコーヒー地元の話も終わった
そろそろどこかへ出掛けようでも寒いのは勘弁だ
二人並んで歩くその時くらい手は繋ぐ
なんとなく胸は高鳴っているそんな気はするんだけど
曖昧な二人の関係は他と比べりゃおかしいけど
それなりの歩幅をもってゆるり進んでいる
そこにはサプライズもマンネリもない平坦な恋路だけど
歩いてゆくには心地良いから疲れ知らず苦しいことも知らず
『あいまい』という文字の中には『あい』という文字も含まれる
誰に急かされることのないペースでいいんだ
ほんの少し愛が芽生えたら春を待つ草花とともに
大きくなるのを眺めて笑えているのなら二人上手くやれる
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