Lyrics 海に降る雪 太田裕美
Written by
小比野木七枝子
Composition
網倉一也
雨が初雪に変わるわ
静けさの耳鳴りが途切れ
さっき通り過ぎた店の
ポスターが潮風にはためく
紅茶一杯でねばった
たまり場は“ディランズ・アベニュー”
今は見る影もないほど
さびれ果て沖合いを見つめる
水平線も見えない夜の海
さざめいて かみしめて 波打つ時
海に降る雪の
海に降る雪の
降り積もれない哀しさ
ピアノ叩いてた指先
マニキュアに染まり手探りよ
時の流れのせいにして
想い出の勲章かざっても
いつのまにか他人事だわ
ステージは“ディランズ・アベニュー”
いつも片隅で Guitarを
磨いてた彼は今、何処へ・・・
帰りの電車代さえレコードに
ばけたから 2時間も波打ち際
海に降る雪が
海に降る雪が
熱い泪に変わるわ
水平線も見えない夜の海
さざめいて かみしめて 波打つ時
海に降る雪の
海に降る雪の
一瞬の眩さゆえ