Lyrics 舞姫 さだまさし
Written by
さだまさし
Composition
さだまさし
一度だけ恋をした そのひとは旅人
何時の日か必ず帰ると約束した
たまゆなの浅い夢と仲間達は笑った
帰らない 必ず そのひとはもう帰らないと
その日から舞姫は 踊り続けて待ち続けてる
それ以来誰の声にも心を揺らさず
余りにも長すぎる時を待ち続けたが
何一つ彼女は変わらずに過ごした
ある人は未練と言い ある人は健気と言い
いつかしら 彼女は一途と呼ばれるようになる
どんな日も舞姫は 踊り続けて待ち続けてる
あれ以来誰の声にも心を移さず
頼まれた訳じゃない 私が好きで待っている
待つことを不幸だと思うあなたの方が不幸
意地でなく楽しみで待っているとしたなら
私はなんて幸せな人生だろう
私が待っている間は
この恋決して嘘じゃない
待つことを止めたそのとき
恋は死んでしまう
舞姫は笑って言う
愛した人を嘘つきと
呼ばせはしない この生命懸けて
恋を死なせはしない
「一途」と言う名の舞姫の
踊りを見たことがあるかい
悲しくてすてきで切なくて
人生そのもの
「一途」と言う名の舞姫の
蔭りを見たことがあるかい
悲しくてすてきで切なくて
人生そのもの
ららら ららら ららら