Lyrics 彼 尾崎 豊
Written by
尾崎 豊
Composition
尾崎 豊
もろい暮し しみつたコンクリート
おきざられた公園 ちぎれた夢
ひろい集め 彼は育った
そこでは何もかもが彼へとつながった
弱い陽ざしの窓辺から彼はいつも夢見てた
どこへ行くと言うのだろう いつまでも乾いていた
やがて遠く街をたどると
水たまりのぞきこみ闇をなげた
無口にならべたDrug
夢に泣きはらした目 静かに迷いこみ
時のベッドをたどって 形の中でさまよう
散らばる空にさがした あの詩の続きを
ぼやけた瞳で彼はあの日をのぼった
アスファルトを抱きしめて ぬくもりを失くしていた
ほら 上も下もないさ 求めるとは失くすこと
つながるもの否定すれば 過ちに傷つくだけ
彼は最後に祈った すべて許されることを