Lyrics 木枯しの二人 伊藤咲子
Written by
阿久 悠
Composition
三木たかし
もっと強く抱きしめてよ 奪われないように
固く固く折れる程に その手で抱きしめて
家を出た二人を 木枯しが追いかけ
若過ぎる恋だと 悲しみを与える
誰もみな そ知らぬ顔をして行き過ぎ
あたたかいくちづけ それだけが頼りよ
灰色の空の下 粉雪をあびながら
愛と愛で結び合った あなたと私
もっと強く抱きしめてよ 奪われないように
固く固く折れる程に その手で抱きしめて
噴水もこごえる公園の片隅
あのひとのマントにくるまってふるえる
もうすべて あなたに捧げてもいいのと
胸の音ききながら 涙ぐむ私よ
雪どけを待つように 許されぬ初恋を
愛と愛で誓い合って その日を待つの
もっと強く抱きしめてよ 奪われないように
固く固く折れる程に その手で抱きしめて