Lyrics 指定券 さだまさし
Written by
さだまさし
Composition
さだまさし
もうこれまでと 君はうつ向いて
左の頬だけでひっそり笑った
北口改札を 仔鹿の様に
鮮かにすりぬけて出て行った
せめてものお別れに
一度だけ振り向いてくれたのに
丁度今着いた修学旅行の
制服達が君をかき消して
最後の声さえ喰べてしまう
長いエスカレーター 昇って降りて
やっとの思いで出した答
はじめる前から終る旅もある
やはり野におけ れんげ草
せめてもの はなむけに
一度だけ 手を振ってみせた
うしろ姿を つつむ紙吹雪
それは僕のふるさと ゆきの
季節はずれの 指定券
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