Lyrics 秋の虹 さだまさし
Written by
さだまさし
Composition
さだまさし
まるめろの花の咲く頃に
お前は生まれて来たのです
母さんが嫁いで 2年目の春でした
幼い頃から大人しく
やさしい娘でありました
母さんが嫁いだ歳を越えたなんて
こうして目を閉じて思い起こせば
憶えたてのカタコトで母さん呼んだお前を
嫁がせる朝 こんなことを母は思い出しています
まるめろの実が実る頃
お前は嫁いでゆくのです
色深めるななかまど すてきな朝です
しあわせは形でなくて
いつも心にあるのだと
言いかけてふと空に虹を見つけました
そういえば私が嫁いだ朝にも
母はやはり庭に出て花を見ていた
どうかお前がいつまでも しあわせでありますように