Lyrics 窓を開けてドアを開けて 西脇 唯
Written by
西脇唯
Composition
西脇唯
欲しいものをいくつ並べて 見つめても
たったひとつのほほえみには かなわなくて
ため息がそっと こぼれる人ごみ
どこへ急ぐの つまさきは ためらいもせず
窓をあけてドアをあけて 朝ははじまってく
泣きたいほど澄んだ空に 発車のベルが鳴る
あなただけにできる何か まだ間に合うはずと
肩をたたく 暑い陽射し 街じゅうにとけてく
ビルのガラスに映った雲が 動いてく
素敵に年をかさねたいと 願うけれど
心のどこかが ほどけてるような
とりとめのない寂しさに つまずきそうで
むずかしくて嫌になって なくしてゆくことに
平気なんて言いたくない ずっと好きでいたい
自分だけにできる何か まだ間に合うはずと
背中を押す気持ちだけは 手をはなしたくない
制服たちが恋のうわさしている
笑い声の となりを追い越した
窓をあけてドアをあけて 朝ははじまってく
泣きたいほど澄んだ空に 発車のベルが鳴る
あなただけにできる何か まだ間に合うはずと
肩をたたく 暑い陽射し 街じゅうにとけてく