Lyrics 無風状態 はっぴいえんど
Written by
細野晴臣
Composition
細野晴臣
マストに風を巻いて
海に乗り出せ
低い雲をしょったら
西まで連れてけ
破れ空から洩れてる
光をたぐって
土と木の実をしょったら
都市の海まで連れてけ
肩のオウムは何を歌う
思い出せない昔の詩(うた)
奴はエイハブ 気取って
海をひとかき
沖のカモメは 潮時を
唄ってはばたく
はるかな海は何を思う
さけび出したい
“とりかじいっぱい!”
“風がなけりゃ ねえ船長”
“風がなけりゃ ねえ船長”
“風がなけりゃ ねえ船長”
“風がなけりゃ ねえ船長”
マストの風をたたんで
彼は今
夜霧のメリケン波止場で
船を降りる