Lyrics 線香花火 さだまさし
Written by
さだまさし
Composition
さだまさし
ひとつふたつみっつ 流れ星が落ちる
そのたびきみは 胸の前で手を組む
よっついつつむっつ 流れ星が消える
きみの願いはさっきからひとつ
きみは線香花火に息をこらして
虫の音に消えそうな小さな声で
いつ帰るのときいた
あれがカシオペア こちらは白鳥座
ぽつりぽつりと僕が指さす
きみはひととおりうなづくくせに
みつめているのは僕の顔ばかり
きみは線香花火の煙にむせたと
ことりと咳して涙をぬぐって
送り火のあとは静かねって
きみの浴衣の帯に ホタルが一匹とまる
露草模様を信じたんだね
きみへの目かくしみたいに 両手でそっとつつむ
くすり指からするりと逃げる
きみの線香花火を持つ手が震える
揺らしちゃ駄目だよ いってるそばから
火玉がぽとりと落ちて ジュッ