Lyrics 影になって 松任谷由実
Written by
松任谷由実
Composition
松任谷由実
なんて不思議な光を浮かべた霧の夜なの
どこへ続くの 街路樹の影たち
指が痛いほど 残らずダイヤルしたけど
呼びだしの音だけが耳の底にくりかえす
こんなときはすぐにワードロープちらかし
くたびれたシャツを選んで
外へ出てゆこう 少し背中まるめ
踊るように歩こう
最終の電車が響き残して流れた
いちばんなつかしい遠いイメージのように
冷えだした手のひらで包んでる紙コップは
ドーナツ屋のうすいコーヒー
真夜中は全てが媚びることもなく
それでいてやさしい
むかし 確かにどこかで出逢った一枚のネガ
淋しい心から きみを 自由にする
かるく透き通らせて
むかし 確かにどこかで出逢った一枚のネガ
淋しい心から きみを 自由にする
かるく透き通らせて
なんて不思議な なんて不思議な霧の夜なの
どこへ続くの 街路樹の影たち
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