Lyrics 間遠い未来 やなぎなぎ
Written by
やなぎなぎ
Composition
黒石ひとみ
さめざめ散り惜しむ君を象る夜雨
明ければ跡形もなく露と消えていく
繋いでいたつもりの手は冷たい空気の中
温もりを絡げる風が私のものなら
いつかいつかの約束を 次の星が回るまで
君の記憶を抱いたまま
果たされないこの場所で ひとり留まる 遙かを重ねて
渇いた深層に君の香り密かに
いずれは混じり気に隠されていくけれど
願うのはいつだって同じ 叶うのならどうか
出来るだけ高くへ風が運んでくれたら
いつかいつかの約束が 今も私を呼ぶから
君の香りを忘れても
やがて巡りくる風に思い起こす 噎せ返るほどに
広がり続ける傷に心を手放したくなる
風が吹くたび繋がる 追憶だけが寄す処
いつかいつかの約束と
君の記憶に包まれて
ひとり眠ろう 遥かを重ねて
いつかいつか会えるのなら 次の約束が欲しい
ひとり遥かを重ねても
きっと生きていけるから 君とふたり 間遠い未来へ
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