Lyrics おやすみいのしし たま
Written by
知久寿焼
Composition
たま
おやすみいのしし
ミシンの上に いのしし眠る夜
ビールの泡はどこまでも どこまでも流れる
せっかくの柿の種 湿気ちゃったね
種ヶ島の鉄砲はこわれちゃったね
おやすみいのしし
おっきな都会のまん中の高層ビルの下
自殺者の身体は朝霧にぬれるよ
山のふもとの鳥居の下では
自殺者の身体中 でんでんむし這うよ
おやすみいのしし
テレビの箱に物干し竿ささる
まっくろ焦げになった洗濯物さげて
百科事典ではマンモスあばれても
ぼくらの足跡は石にもなれないね
おやすみいのしし
ビールの泡の流れがよどんだら
月の砂漠では身体中痒くてたまらない
ミシンかたかた いのしし目覚めたら
おてんと様はもう海には沈めない
おやすみいのしし
おやすみいのしし
おやすみいのしし
おやすみいのいのいのいのいのしし