Lyrics 名もない花に乾杯を 山本譲二
Written by
城岡れい
Composition
弦 哲也
おまえの涙が雨になり
俺の行く手に降りかかる
別れも言えずに捨ててきた
やすらぎやれぬその女(ひと)を
ひとり旅路で想い酒
名もない花に乾杯を
波間にかすかな船灯り
あれはおまえの命火か
お酒の相手で生きるしか
取り得もないと微笑んで
摘んだあの日の野辺の花
名もない花に乾杯を
ちぎれた未練の糸の先
たぐり寄せれば過去ばかり
海辺の日暮れにカモメ鳴き
都会の風に泣く人よ
せめて祈るよ幸せを
名もない花に乾杯を