Lyrics 恋歌 村下孝蔵
Written by
村下孝蔵
Composition
村下孝蔵
うたかたの恋の花 狭い店にいくつも浮かぶ
ライトの影 暗い舞台 やせたバンドマン
古いギター抱きかかえ 背中丸め うつむき座り
乾いた音 泣いてるように 夜をぬってく
また一人淋しがりや この先行き止まり
今日も雨が降る 窓の外 心の中
たどり着けない夜の果てで
見上げても 星もない闇の街に
恋の歌 流れ続けてる
午前二時 港町 テールランプの瞳揺れる
街角では 昔話ささやく海風
白い髪なでているピアニストに合わせて弾(はじ)く
弦の音がふらつくように 夜にしみ出す
また一人淋しがりや この先行き止まり
いつもかけがいのないものは そばにおいて
離さぬように抱きかかえて
なくしたら生きられぬ愛もあると
沈んでく夜が教えてる
今日も雨が降る 窓の外 心の中
恋の歌 流れ続けてる