Lyrics 上海物語 さだまさし

Written by
さだまさし
Composition
さだまさし
あなたと歩いた黄浦江の散歩道(バンド) 夜霧のガーデンブリッジ ふり向けばブロードウェイ・マンション 淮山マ頭の汽笛はジャーディーン・マジソン 南京路の新世界で観た プレミア・ショーの「風と共に去りぬ」 そうキャセイホテルのバーがとても不思議だった ジャズと軍歌の奇妙なハーモニー 同じテーブルで世界中の不安と欲望が 快楽のマティーニ飲み干した 焼き栗の香りとライラックの花と 四馬路(すまろ)の女達の香水で満たされた町 ひねもすあなたと飲茶かハイアライで過ごす そんな夢本気で見ていた 薬指の赤い琥珀の指輪 あなたの笑顔の向うをジャンクの帆が通る 愛を砕くものがあるなんて 信じてもいなかった青春 ピストル片手に世界中の野心と 思惑があいそ笑いでカード・ゲーム やがてあなたを奪い去る嵐の火種が 霧と汽笛に密んでた 不幸な時代に生まれた恋も人も いつしか風と共に去ってしまったようで… すべてが風と共に…幻の町 上海
さだまさし
Me singing Me playing