Lyrics 真っ赤な空を見ただろうか BUMP OF CHICKEN
Written by
藤原基央
Composition
藤原基央
溜め息の訳を聞いてみても自分のじゃないから解らない
だからせめて知りたがる解らないくせに聞きたがる
あいつの痛みはあいつのもの分けて貰う手段が解らない
だけど力になりたがるこいつの痛みもこいつのもの
ふたりがひとつだったなら同じ鞄を背負えただろう
ふたりがひとつだったなら別れの日など来ないだろう
言葉ばかり必死になってやっと幾つか覚えたのに
ただ一度の微笑みがあんなに上手に喋るとは
いろんな世界を覗く度にいろんな事が恥ずかしくなった
子供のままじゃみっともないからと爪先で立つ本当のガキだ
夕焼け空きれいだと思う心をどうか殺さないで
そんな心馬鹿正直に話すことを馬鹿にしないで
ひとりがふたつだったから見られる怖さが生まれたよ
ひとりがふたつだったから見つめる強さも生まれるよ
理屈ばかりこねまわしてすっかり冷めた胸の奥が
ただ一度の微笑みでこんなに見事に燃えるとは
ふたりがひとつだったなら出会う日など来なかっただろう
大切な人に唄いたい聴こえているのかも解らない
だからせめて続けたい続ける意味さえ解らない
一人で見た真っ赤な空君もどこかで見ただろうか
僕の好きな微笑みを重ねて浮かべた夕焼け空
ただ一度の微笑みにこんなに勇気を貰うとは
ここまで喉が震えるとは