Lyrics 銀河行き GOING UNDER GROUND
Written by
松本素生
Composition
松本素生
昼間よりは
少し静かな街道で
バスを待って座る
安っぽい綿毛に
守られた世界を
排気ガスにさらす
青春の響きに
生かされた僕らを
自販機が照らす
「昔話はもうやめよう」
って目をそらす
頼りない背中
作りかけのアスファルトで
忘れそうさ 草の匂い
逃げ腰の僕らを
試すような雨が降った
本当の気持ちは
胸の奥でうずくまったまま
路線図をたどって
終点を探せば
そこだけにじんでる
ヘッドライトが近づく昨
日までのユウウツを
ほどく様な瞬間
そっけなく
問いかける
「乗りますか?」
「乗りませんか?」
最終バスに揺られ
ヘッドフォンの懐かしい歌
最終バスはうなる
「涙経由銀河行き」
最終バスに乗せた
あの日のかすれた声と
ふくらんだ未来を
映し出したヘッドライト
何処へだって行けるし
何処へだって帰れるさ
最終バスはうなる
「涙経由銀河行き」