Lyrics 東京 ECHOES
Written by
辻 仁成
Composition
ECHOES
季節が変わるころ 僕はまた引っ越した
似たような沿線の 少し広い部屋へと
あの人は泣きじゃくってた どうしても越すのねと
部屋を変えるたびに 思い出を捨ててゆく
あの人の手紙が 部屋の隅に残った
「やり直したい 忘れられない」揺れる文字が懐かしい
東京で暮らし出して もう何度越しただろう
別れるたび 部屋を変えたのに 心は未だ越せず
夕日が沈む街 あの人は暮らしてた
名字が変わったと 人伝に聞いていた
早く誰か見つけなさいねと 振り向かずにそう告げた
東京を愛せない 東京がとてもにくい
別れるたび 部屋を変えたのに 心は未だ越せず