Lyrics 想い出回廊 mao
Written by
磯谷佳江
Composition
安瀬聖
ねえもしも鳥のように
自由に飛べるのなら
あなたと焦がれた空へ
飛んでゆきたい
昨日に戻れずとも
人は明日を夢見て
ひたぶる歴史を刻む
ただひとつの命果てるまで
どこへでもどこまでも行けるとそう信じて
慟哭の闇を駆け抜け今ここに辿り着いた
めぐりめぐる想い出たち
光帯びて行き交う回廊で
そっとこの手伸ばせば
あの日のままになだれ込む
その烈しさ優しさが
儚くても確かめあった
永久(とわ)に忘れえぬ日々は
胸の奥咲き続けている
もう何もいらないから
同じ痛みを背負って
無数の刃を染めた
紅蓮の哀しみよ風になれ
いつの日もいつまでも一緒にそう願って
動乱の波にあらがうようにともに歩んできた
時を超える想いたちが
繋いでゆく終わらぬ物語
そっと振り向けばほら
ふたつ並んだ足跡が…
飛べないからこの足で
一歩一歩踏みしめ歩く
耳をすませばあなたの足音が
想い出の回廊今も響く