Lyrics 雲路の果て Cocco
Written by
こっこ
Composition
こっこ
ちぎれた空の波間から
こぼれさす光の道しるべ
近づいていく静寂に
やわらいだ縁どりが燃えてる
昔見た聖書のページを
想い出すと あなたが笑った
この目さえ 光を知らなければ
見なくてもいいものがあったよ
からだが あなたを知らなければ
引きずる思い出もなかった
六弦を奏でる指は
わたしだけ守るには幼なく
くちづけは花びらに埋もれ
砂を噛むようにベルが鳴る
踊り子は悲しみを纏い
つぶれた足 舐めては歌った
この目さえ 光を知らなければ
見なくてもいいものがあったよ
からだが あなたを知らなければ
引きずる思い出もなかった
ひかり舞う届かない海で
あふれる夜に あなたが見えるよ
小鳥が声を殺していれば
あの時翼が 折れてたら
あなたが わたしを抱いていたら
今でも溶けあっていられた?
この目さえ 光を知らなければ
見なくてもいいものがあったよ
からだが あなたを知らなければ
引きずる思い出もなかった